ご導入頂いた企業様

セコム山陰株式会社

■ 導入事例

- セコム山陰 企画広報室/プロジェクト推進室 室長 中谷典正様、システムデザイン部 ICTソリューション開発グループ サブリーダー 前田剛様、システムデザイン部 ICTネットワークグループ 門脇直也様 -
(左より)セコム山陰 前田様、門脇様、中谷様


今回は、セコム山陰の先進事例をご紹介します。
お話は、中谷様、前田様、門脇様に伺いました。
今回、セコム山陰が導入した製品
  • HDE Customers Care

    「外部連携」「1ヶ月納期」という壁

    セコム山陰のWebサイト

    -- まず、御社についてお伺いさせてください。

    セコム本体がサービス提供をしていない地域において、セコムのセキュリティーサービスを提供している地域会社が現在8つあるのですが、島根県を担当しているのが当社となります。

    セキュリティー事業が核となっていますが、1995年からインターネットプロバイダー事業を開始したこと皮切りに、島根県・鳥取県の山陰両県において情報系サービスも独自に展開してきました。そして、現在はネットワーク構築やデジタルコンテンツ制作に加えて、データセンターサービスや情報セキュリティ教育事業等も行っています。

    フィジカル(物理的)なセキュリティーが中心のセコムにおいて、当社はフィジカルとサイバーの両面でセキュリティサービスを行っているかなり特殊な会社です。

    -- セコム山陰では現在、HDE Customers Careをどういった形で使っていますか?

    HDE Customers CareをASPサービスとして提供しています。利用いただいているのは自治体や消防・防犯機関、一般企業やボランティア団体などです。自治体から小規模な民間団体まで幅広くご利用いただいています。

    -- セコム山陰では2006年3月からHDE Customers Careを取り扱いいただいていますが、その経緯を教えてください。

    当社では以前より、携帯メールを利用した地域情報を配信していくサービスを考えていました。当社のテーマである「安心・安全」に関わるさまざまな情報を提供していくことにより、安全な地域づくりやコミュニティの活性化を図りたかったためです。そこで、具体的にサービスを開始するためのチャンスをうかがっていました。

    そんな折、松江市の防災メール配信の入札案件がありました。この案件は私たちがいる地域の安全に関わるものでしたから、都市部の企業にまかせてしまうのではなく、地域に根ざした地元の企業が担当すべきという思いと、この案件を契機にかねてから考えていた携帯メール配信サービスを是が非でも展開していきたいという強い思いがありました。

    しかし、納期は年度末という忙しい時期に1ヶ月強しか時間が無い上に仕様がかなり細かったため、新規で始める案件としてはかなり厳しい状態でした。実際、メール機能の構築については6社に協力をお願いしましたが、年度末ということもあり、引き受けていただけるところがありませんでした。

    そういった中で、実績豊富なHDEさんにかなり無理を言ってお願いしたところ、時間と人の面でかなり厳しいというのは承知の上で「精一杯協力させてもらいます!」と応じてもらえました。受けていただけたのは、ビジネス的な判断ではなく、HDEさんの男気でしたね(笑)。

    松江市から求められた多くの条件とは?

    (左より)セコム山陰 中谷氏、前田氏、門脇氏

    -- 「仕様もかなり細かく」とは、具体的にどんなものだったのでしょうか?

    主なものとして、以下の要件が提示されました。

    • ASP型のサービス
    • 複数の管理者設定
    • 気象情報システムと連動した自動配信
    • 防災担当者による手動配信
    • アドレスの非表示や暗号化等の適切なセキュリティ機能
    • 庁舎以外の高い耐震性を保有した施設におけるサーバーの管理
    • 1分間に6,000通以上の配信スピード
    • 自治体での導入実績
    • 災害情報自動電話サービス

    HDE Customers Careは上記要件を満たしていた上に、自治体などへの納入実績もしっかりしており、さらに受けていただけるというご返事をいただいたので、HDEさんにシステム構築の協力をお願いしました。

    -- セコム山陰ならではの機能についてお訊きします。まず「気象情報システムと連携した自動配信」とは、どういったしくみなのでしょうか?

    「震度4以上の地震発生」や「津波警報」、「気象警報」が発表された場合、気象情報会社から情報を受けて松江市民に対してメールが自動配信されるというものです。これらは全て完全自動化されており、気象庁発表の1〜2分後にはメールが配信されます。

    気象情報が当社のサーバに到着した後、プログラムで加工され、HDE Customers Careと気象情報の連携モジュールに渡り、配信されるという仕組みになっています。まずはこの連携から作っていく必要がありました。

    インテグレーション作業におけるHDEへの評価

    HDE Mail Filterのインターフェース

    -- HDEとの共同インテグレーション作業はどのように行ったのでしょうか?

    まず、ある程度の構築をHDEさんの社内でしてもらった後、社員の方を当社へ派遣していただき、連携部分の検証やカスタマイズ、最終調整を行いました。お互いに作業スケジュール的には問題ないという合意が取れてはいましたが、コミュニケーションの面で共同作業をした方がいいということで、当社側での実地作業となりました。実質3〜4日でしょうか。

    -- インテグレーション作業におけるHDEへの評価はいかがでしょうか?

    年度末にもかかわらず、社員の方を派遣していただいたことにまず感謝しています。我々も短納期でやることもありますが、さすがに3〜4日の仕事というのは経験がありません。しかし、このような状況でも問題無くサービスを開始でき、すばらしいというのが率直な感想です。

    また、HDE Customers Careを単体で動かすという形ではなく、電話や気象情報との連携が必要であったため、さまざまな苦労がありましたが、あらゆる面で支援いただけましたし、共同でできたことはお互いやりやすかったと思っています。提供いただいた技術資料もしっかりした内容のものでしたし、総合的に非常に高く評価しています。

    「HDEは、非常にありがたいパートナー」

    -- 最後にHDEについてご要望をいただけますでしょうか?

    非常に短納期だったにもかかわらずキッチリ作っていただき、トラブルもほぼなくサービスインすることができて今に至っています。本当によくやっていただいて嬉しく思います。

    地方にいるものにとって、東京の企業というのはスマート、ビジネスライク...といった、多少なりともそういうイメージがあるのですが、HDEさんには、確かにビジネスとして協力いただいているのですが、何かそれだけじゃないという姿勢を感じますし、また、同じ目線で取り組んでいただける企業だと思っています。

    当社としては、HDE Customers Careのエンジンを得たことにより、これにいろいろな機能を付加することで、新しく職員参集用のASPサービスも始めることができました。

    このようにメール配信サービスを開始することで当社のサービスも広がりましたが、HDEさんのサポートがなければここまでの展開はできませんでした。我々にとって非常にありがたいパートナーであると考えています。

    今後も協力体制を強化させていただき、メールを活用したさらなるサービスや事業の展開ができればと考えています。

    -- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

    セコム山陰のWebサイト


    ※ここに記した使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。


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