- ネットワールド 情報システム室 部長 山郷勝様、 情報システム室 主任 清水俊幸様、 営業本部 第1営業部 営業部長 盛永昌二郎様 -
今回は、ネットワールドの先進事例をご紹介します。 お話は、情報システム室 部長の山郷様、情報システム室 主任の清水様、 第1営業部 営業部長の盛永様に伺いました。
今回、ネットワールドが導入した製品
-- まず、御社についてお聞かせください。
清水氏 : ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータとして、企業のバックボーンとなるネットワークシステムやビジネスアプリケーションを稼動させるシステムを中心としたソリューションを提供しています。また、システム構築をスムーズにするためのプロフェッショナルサービスを用意し、技術者教育、インテグレーションやコンサルティングなどのサービスも提供しています。社員数は280名程です。
-- なぜ、添付ファイルの暗号化ツールが必要となったのでしょうか?
清水氏 : 当社ではさまざまなパートナー企業との取引があるため、1日で5,000〜7,000通程度のメールが送受信されています。見積書や購入申請書、提案書などの重要なデータもメールに添付して送ることが多い環境です。
ファイル添付やメール送信時の留意事項、私用メールの禁止など、常識的なことは社内ルールとしてありますが、社員1人1人が日常的にメールを送信する際、その重要性を完全に理解して同じ基準で行動するとは言い切れません。
そこで2007年のプライバシーマーク取得にあたり、セキュリティ基準の見直しを図り、メールで添付ファイルを送信する際には、必ず暗号化する方針としました。この基準の施行にあたり、全社員にファイルの重要度の判断やファイル送信方法などの教育を徹底することも検討しましたが、個人によっては暗号化をしないで送信してしまう恐れや、暗号化し忘れのケースも考えられるため、システムを導入して自動的にファイルを暗号化する方法を選択することになりました。
-- 「メールにおけるセキュリティを高める」という意味では、メールのアーカイブやフィルタリングなど他の方法もいくつかありますが、添付ファイルの暗号化から着手した理由は何でしょうか?
清水氏 : メールフィルタリングも考えましたが、フィルタリングに対して社内での運用ルールができていない状態であったため、導入が難しい状況でした。そのため、まずは一番着手しやすい添付ファイルの暗号化から取りかかりました。
-- 製品はどのように探されたのでしょうか?
盛永氏 : HDE Secure Mail for ZIPはそもそも、添付ファイルの暗号化を希望しているお客様に対する提案商材として考えていました。HDE Secure Mail for ZIPの導入を検討することは、添付ファイルの暗号化という運用ルールを徹底できるだけでなく、販売にもつなげられる商品として一石二鳥であると考えました。
清水氏 : そこで、まずはHDE Secure Mail for ZIPの評価から開始し、次に他社製品も評価、比較をしていきました。
-- 比較の内容はいかがでしたか?
清水氏 : 他社製品の方は歴史の長い製品でよく作りこまれており、熟成されている印象を受けました。一方、HDE Secure Mail for ZIPはリリースからまだ1年経っていない製品でした。また、機能面でも他社製品の方が優れていました。しかし私は安定性と保守体制についてはHDE製品に信頼感を持っており、判断に迷う状況でした。
山郷氏 : そこで、当社からHDE社に対していくつか機能面での要求を出させていただきました。期限も決めさせていただいたのですが、それらを期日内にクリアしていただいたことで、HDE社に前向きな姿勢を感じました。
そして最終的な判断を下す段階となり、以下の点を評価、期待してHDE Secure Mail for ZIPの採用を決定いたしました。
- 開発部門が優秀である点
- サポート体制に対して信頼がおける点
- 当社からのフィードバックを積極的に取り入れてもらえる点
| 「顧客と一緒にやっていこう」という開発姿勢が採用の決め手 |
-- HDE Secure Mail for ZIPの運用状況について、教えてください。
清水氏 : 添付ファイルはサーバー側で自動的にパスワード付きZIPファイルに変換され、その復号パスワードは送信者に通知されます。暗号化をしていても、間違った相手にファイルを送付してしまうと情報漏洩事故に繋がります。そこで、復号パスワードは受信者に自動通知しない方法を採用しています。送信者が送信後に送信内容を再度確認し、復号パスワードを相手にメールで通知する運用方法です。
-- 導入後の効果、また利用者からの声などについてはいかがでしょうか?
清水氏 : 導入直後は、「パスワードを通知するのが面倒だ」「受信者からZIPファイルの解凍ができないと言われる」など、多少社内の動揺の声があがりました。必要性について啓蒙するのにある程度時間はかかりましたが、さまざまな困難に対する解決方法も確立され、現在は運用も安定してきました。
また、当初はそういった質問への返答準備ができていなかったためその都度回答していましたが、そのおかげで現在は徐々に解決方法が確立されてきており、運用も安定しています。
-- 最後に、HDEへのご感想や、今後期待することなどがあればお聞かせください。
山郷氏 : 繰り返しになりますが、HDE Secure Mail for ZIPを採用した決め手は、「顧客の声を吸い上げていこう」、「顧客と一緒にやっていこう」という開発姿勢です。
HDE社は自社の製品にプライドを持っている方達だと思いますので、我々としても、一ユーザー、また、一ディストリビューターとして、「この製品を採用して良かったな」「この製品をお客様にお勧めして良かったな」と思えるようなものを一緒に作っていきたいなと考えています。
盛永氏 : また、HDE Secure Mail for ZIPはHDE Mail Filterと組み合わせることでさらに効果を発揮すると思っています。今後はHDE Mail Filterの導入も検討し、さらにセキュリティを高めていきたいですね。
-- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。
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