- 南城市役所 産業建設部 田園整備課 主任主事 外間圭吾様、総務企画部 総務課 金城和哉様 -
今回は、南城市の事例をご紹介します。お話は、産業建設部 田園整備課 主任主事 外間(ほかま)様、総務企画部 総務課 金城(きんじょう)様、システムを導入した株式会社芝通 沖縄事業所 所長 仙波様に伺いました。
今回、南城市が導入した製品
| 防災無線を補完する形で携帯向けにメール配信システムを活用 |
-- 南城市では、HDE Customers Care、HDE Mobile MTAをどのようにご利用いただいているのでしょうか?
外間氏:南城市民へ向けて、市内における防災や行政情報などをお知らせする「南城市防災メール」の配信システムとして利用しています。
-- HDE Customers Care、HDE Mobile MTAを導入することになった経緯を教えてください。
外間氏:南城市は元々、平成18年に沖縄本島南部の佐敷町、知念村、玉城村、大里村が合併してできた市ですが、旧佐敷町で平成13年より行われておりました防災情報提供のための無線システムを拡張する形で、平成19年より電子メールでの配信システムを導入しました。
-- 電子メールでの配信を追加した理由は何ですか?
外間氏:旧佐敷町では例年台風などによる大雨の被害がひどく、住民に向けての防災情報提供は非常に重要なサービスの一つです。ただ、大雨などの風災害時は住民の皆さんも家の中にいる場合が多く、無線放送が聞こえないという問題がありました。そんな中、携帯を利用した電子メールに関しては、すでに普及率が9割を超えているということもあり、無線放送を補うという形で、電子メールでの配信システムを導入することにしました。
| 採用の理由は、「官公庁への豊富な実績と、セキュリティまで考慮した製品設計」 |
-- メール配信システムはどのように選定されたのでしょうか。
仙波氏:元々、平成19年度に地域情報イントラネットと呼ばれるものがあり、事細かに要件定義が決まっており、メール配信についても、セキュリティなど様々な厳しい条件を、製品としてきちんとクリアしている必要がありました。
HDE Customers CareとHDE Mobile MTAは、それらの条件をきちんとクリアするとともに、これまでの官公庁様への豊富な導入実績も選定の重要なポイントになりました。
-- 他社製品などを比較検討はされたのでしょうか。
仙波氏:はい、かなり検討しました。先にも申し上げましたが、仕様書には個人情報保護法がらみのセキュリティなど、こと細かい要件があり、それを一つ一つチェックした上で、製品がきちんと要件を満たしていることを確認し、問題が無いことを判断するのも我々のようなSI業者にとっては必要です。きちんと比較検討した上で、信頼性の高いHDEの製品を選ばせていただきました。
-- 開発作業はどのように行なわれたのでしょうか?
仙波氏:まず平成19年度の地域イントラネット事業で、防災情報を提供する携帯向けのメール配信システムを導入させていただきました。その後、平成20年度には行政情報も伝えられるようシステムの拡張をしました。
HDE Customers Careに対しては、防災無線システムなどの上位システムとの連携が必要でした。そこで弊社の技術部がHDE Customers Careに対して、XMLデータや音声データを格納するためのインターフェースをJavaで開発しました。また、携帯メール向けということで、配信遅延などが起こらぬようHDE Mobile MTAも導入させていただきました。
-- 開発サポートにおけるHDEへの評価はいかがでしょうか?
仙波氏:沖縄と東京と距離は離れていましたが、サーバーなどの基盤部の設計をHDEでやっていただいたこともあり、互いにきちんと決めごとをして作業を行ったので、あまり問題はありませんでした。
-- 現在の南城市防災メール利用状況について教えてください。
外間氏:現状では災害らしい災害が起こっていないため、防災メールらしいメールは実は送ったことがありません。住民からの反応も、今後災害が起こった時に現れると思っております。
金城氏:実はこのシステムは防災以外の使われ方もしており、先日、住民の方から行方不明者の捜索依頼があり、この時に今回の防災メールシステムを利用しましたら、30分ぐらいで有力な情報を得ることができ、無事解決したということがありました。
-- それは、すばらしいですね。それは当初想定していた利用方法なのでしょうか?
金城氏:いいえ、想定してはいませんでした。ただ、元々携帯へのメール配信システムの導入を検討したのは、市内70箇所の公民館で常日頃行っている、区長さん達のマイクによる情報提供を、もっと支援しようと思ったからです。これまではマイクを使った区内のみの放送でしたが、市役所を通じた無線システムの利用により広域での放送が可能となりましたが、それでも市民の皆様へ伝え逃す恐れがある、それを携帯メールを使ってフォローしようと考えました。現状、区長さん達からも、携帯メールであれば、無線が届かないような他の地域にいても情報がきちんと伝わると、評判はいいようです。
-- 防災、防犯からスタートしたものですが、良いサービスとして広がりを見せているようですね。
金城氏:はい、他にも過去には緑化祭の開催や、集団検診、運動会の延期、年金相談会、イベントの告知など、様々な情報を提供したりしています。
-- 今後サービスとしてはどのように広げてゆく予定ですか?
金城氏:広報等を通じて住民の方へ周知徹底をしていきたいですね。もちろん、最終的な利用の判断は住民の皆様ではありますが、私どもは良いサービスだと思っているので、利用者を今後どんどん増やしていきたいと思っています。
| 公共機関に求められる長期安定稼動、信頼と実績のHDE Customers Care |
-- 最後に、HDE Customers CareやHDE Mobile MTAへの要望や、今後期待することなどがあればお聞かせください。
仙波氏:現状特にはありません。システム的なものは一般的にバグや不具合などの問題が付きものですが、お蔭様で導入して2年経ちますが、そのような状況になったことがありません。公共機関にとっては長期の安定稼動が一番です。これからも製品の品質への取り組みを期待しております。
-- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。
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※ここに記した使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。
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