ご導入頂いた企業様の一覧

伊藤忠建機株式会社

■ 導入事例

- 伊藤忠建機 業務部 情報システムチーム 中小原央様 -


今回は伊藤忠建機の先進事例をご紹介します。
お話は業務部 情報システムチームの中小原様に伺いました。
今回、伊藤忠建機が導入した製品
  • HDE Mail Filter
  • HDE Anti-Virus for Gateway

    商社という業態のセキュリティ上の課題

    伊藤忠建機の取り扱い商品移動式クレーン-- まず、御社の業態についてお伺いさせてください。

    伊藤忠建機という社名のため、メーカーと思われがちですが、分類上は商社であり、ものづくりの会社ではありません。建機や関連資材を、売る、レンタルする、リースするのが当社の業務です。

    -- そうした業態に起因する、セキュリティ上の困難のようなものはありますでしょうか?

    この業態の場合、非常にウィルスがやってきやすいですね。2003年に海外との取引を活発化させるようになって以降、世界中からウィルスメールがやってくるようになりました。新種ウィルス発生時には、3日とおかずに、弊社にもそのウィルスがついたメールがやってきます。

    -- 商社業態の場合、なぜウィルスが来やすくなるのでしょうか?

    あくまでも一般論ですが、商社という業態の場合、不特定多数の仕入先と頻繁に連絡を取り合うことが多いため、メール量の母数が増えるので、ウィルスが来る量もやはり多くなります。また、建機商社の場合、世界中のあらゆる規模の企業とコンタクトを取ることになるため、このことも、世界各地で発生するウィルスをまんべんなく受信してしまう一因となります。

    伊藤忠建機がHDE Anti-Virusを選択した理由

    HDE Anti-Virusのインターフェース-- 伊藤忠建機がウィルス対策に本格的に取り組むようになったのはどういう経緯からでしょうか?

    以前はクライアントにウィルス対策ソフトを導入し、自主管理と自己責任で運用していました。しかし次第にウィルスが悪質化し、量も多くなってくると、やはり、社員の自己管理では追いつかなくなりました。これはやはり、ゲートウェイで根元から止めるしかないなと考え、対策ソフトの導入を検討し始めました。

    -- 数あるゲートウェイ対策製品の中からHDE Anti-Virusを特に選んだ理由は?

    つきあいのあるSI企業に、何か良いのを持ってきてくれと頼んだところ、HDE Anti-Virusが推薦されてきたことが、最初にHDE Anti-Virusを知ったきっかけです。

    -- HDEは、いわゆる「ウィルス対策大手三社」ではありません。そういう意味で、サポートなどの不安はありませんでしたか?

    大手三社だからどうとか、そういう価値基準は特にありませんでした。HDE Anti-VirusのエンジンはF-Secure製が使われているということで、だったら定義ファイルの更新頻度には問題はない。そこさえ確保されていれば、あとはSIベンダーのサポートに期待していけばよいと考えました。

    -- 現在の使用感はいかがですか?

    まずウィルス検出率ですが、今までウィルスを捕まえ損ねて、社内に放してしまったということは一度もなく、その意味で、結果として検出率100%です。また、GUIインターフェースが使いやすい点は良いですね。特に学習しなくても、直感的に、欲しい情報に、素直にアクセスできます。

    メールフィルタリングの導入を決定した、その理由

    HDE Mail Filterのインターフェース-- 伊藤忠建機では、この他HDE Mail Filterも導入いただいております。メールフィルタリングに取り組もうと思ったきっかけは?

    メールフィルタリングシステムの、メールアーカイブ機能に着目しました。先にも述べたとおり、商社という仕事では、顧客との連絡が非常に大量かつ頻繁となります。この連絡媒体のうち、保存がもっとも容易なメールについては、継続的にアーカイブ保存し続ける「しくみ」を作り、いわゆる「言った言わないのトラブル」を減らそうと考えました。

    -- この時、HDE Mail Filterを選んだ理由は?

    まずHDE Mail Filterが、機能的にもこちらの要件を満たしていたということがあります。また、1つのサーバー筐体で、ウィルス対策もメールアーカイブ(フィルタリング)も両方やりたかったということも理由のひとつです。この際、メールアーカイブ(フィルタリング)については、アプライアンス型の他製品も候補に上がりました。しかし、それを導入すると筐体が2つになってしまい、管理コストが2倍化します。それは避けたかった。そして、同じ筐体に共存させるとなると、やはり同一の会社の製品で揃えた方が、相性の問題や、障害時のサポート切り分けの問題も回避できます。

    -- 現在はどのように運用なさっていますか?

    メールアーカイブの用途で積極活用しています。とにかくメールが保存できていれば良い。過去の送受信メールを確認する必要が出た場合などは、素早く検索して、事実関係が明らかになれば良い。そういう立場の運用です。

    -- 導入効果の実例などはございますでしょうか?

    営業マンから、「1年前に、客先から来た重要メール。もう消してしまったのだが、何とか復活してくれないか」というような依頼があった時に、スムーズに対応できるようになりました。

    -- HDE Mail Filter導入以前は、どのように対応していたのでしょうか?

    メールサーバーのバックアップからその人のメールボックスを抜き取って復旧し、そこから検索するといった手順でした。この作業は、正直言って重いですし、メールサーバーそのものへの負荷を考えても、できれば避けたい作業です。しかし、現在はHDE Mail Filterのアーカイブのように、メールサーバーとは関係のない、メール保管庫があるので、気軽に検索でき、作業も対応も軽くできます。特に、我々のような商社業務の場合、お客様との「言った言わない」問題の、明確、円滑な処理はなかなか重要です。HDE Mail Filterによって、その処理が、迅速に行えるようになったのは取引先とのコミュニケーションでの大きな改善ですね。

    -- 今後のフィルタリング・ルールの活用の予定は?

    アーカイブの方で便利さを認識したせいか、現場からフィルタリングの依頼がポツポツ来るようになりました。今後、現場の要望を吟味しながら、フィルタリングも徐々に取り入れる予定です。また弊社の場合、伊藤忠商事のグループ会社ということもあり、将来的には、親会社から、情報漏洩防止のための統一ルールが降ってくることも十分ありえます。ですが、今のうちからHDE Mail Filterの活用を通じてノウハウを蓄積しておけば、どんなポリシーが施行されても、まずは慌てずに対応できるだろうと見込んでいます。

    -- HDE Mail Filterの性能面でのご感想はいかがでしょうか?

    こちらの予想を超えて、動作が速いですね。その内部動作を想像すると、多少はメールサーバーのパフォーマンスに影響が出ることも覚悟していましたが、実際にはそういうことも全くない。HDEの営業の方によれば、「内部で活用しているオープンソースモジュールに対し、HDEの技術者が、最速を確保できるようチューニングをかけている」との説明で、なるほど納得です。

    HDEへの期待

    -- 今後のHDEへの期待をお聞かせください。

    導入した2製品に関しては、期待通りの動作であり、満足しています。強いてHDE Mail Filterについて改善要望を出すとすれば、フィルタリングしたメールに対し、何の言葉をどういう規準でひっかけてフィルタリングしたのかが、後追いでも良いので分かるようになってほしいですね。また、最近はスパムメールがひどいので、これを何とかしようと思っていますが、HDEではAnti-Spamという製品も発表したとのことで、これについても検討していく予定です。とにかく現在の、単一サーバー体制、つまりウィルス対策やメールフィルタリング、さらにスパム対策も含め、1つのサーバーに収められるという体制が、運用面で効率が高い。この効率の良さを維持するためにも、HDEは、メールゲートウェイまわりのセキュリティ製品を、今後も充実させてほしいと思います。期待しております。

    -- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

    伊藤忠建機のWebサイト


    ※ここに記した使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。


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