ご導入頂いた企業様の一覧

茨城町

■ 導入事例

- 茨城県茨城町 総務企画部 桃井雅和様 -
茨城町はLGWAN構築を委託していたSI会社の推薦でHDEを知った。だが企画課の桃井氏は、内心に持っていた『ある基準』をHDE製品が満たさなかった場合は、採用をやめようと考えていた。その基準とは何だったのか、詳しく聞いた。


今回は茨城県茨城町の先進事例をご紹介します。お話は企画課の桃井様に伺いました。写真は茨城町役場横の田地をバックに撮影したものです。桃井様は、机の下に潜ってのIT作業なども多いため、「年中、作業服です。ネクタイは年に2〜3回しか締めません」とのことでした。
今回、茨城町が導入した製品
  • HDE Controller LG Edition
  • HDE Anti-Virus for Gateway

    内心にもっていた『ある基準』とは?

    茨城町役場

    -- 茨城町では、HDE Anti-VirusとHDE Controllerをどのようにお使いですか?

    LGWAN振り分けサーバーの管理とウィルス対策とに使っています。茨城町では、平成15年度に整備された「いばらきブロードバンドネットワーク」への参画と同時に、LGWANシステムを構築しました。当時、さまざまなコンピュータウィルスが登場して世間を賑わわせておりましたので、ウィルス対策は絶対に必要な情勢でした。ですから、LGWANサーバーの設置時にもウィルス対策は仕様として指定しました。

    -- HDE製品を採用した理由は何だったのでしょうか?

    LGWANの構築を委託していたSI企業(以下A社)に「ウィルス対策は仕様とするので、何か確実な製品を選んできてほしい」と依頼したところ、HDE Anti-Virusが提案されてきました。A社によれば、HDE製品は他自治体でも豊富な実績があるとのことでしたので、任せてもよいかなぁと思いました。

    -- つまり「業務を委託しているLGWAN構築業者が選定した製品なら、まずは間違いないだろう」という判断基準だったのでしょうか?

    A社にはLinuxのスペシャリストもいたので、そこの判断は尊重しようとは思っていました。しかし、私としては、それとは別に、内心に『ある規準』というのを持っておりました。もしHDE製品がその規準を満たさないようであれば、いくらA社が推薦してきたといっても、採用は見送っていたでしょうね。

    -- それは、どういう規準だったのでしょうか?

    何といってもインターフェース部分ですね。ここが妙にややこしいとか、英語ばかりであれば、やめようと思いました。

    茨城町役場 -- なぜインターフェースを『重要な基準』に据えたのでしょうか?

    LGWANを構築する時、庁内LANを整備してから約一年が経過していました。この間、トラブルの対処や設定作業等を通じてさまざまな経験を積むことができました。そうした日々を過ごす中で、「何かあった場合でも、むやみにSI業者に頼るのでなく、ある程度は自分で操作して、自分で問題解決できるようでなければいけない」と思うようになりました。しかし、慌てて操作して誤設定したのでは勇み足ですから、そういう事が起きにくいような確実で分かりやすいインターフェースの製品がいいと思いました。HDE製品のインターフェースはAnti-VirusもControllerも、パッと見て、直感的にOKでした。マニュアルも、パラパラめくった印象で、「うん、これなら俺でもできるな」と思えたので最終チェック合格となりました。晴れてHDE採用とした次第です。

    公務員の情報システム部は、なぜ『エンドユーザーのプロ』であらねばならないのか

    -- しかし、茨城町はLGWANについてはA社と保守契約を結んでいるわけですから、何かトラブルがあった時には、その契約に基づいてA社に処理してもらえばいいのではないでしょうか?

    専門知識が必要なトラブルの場合はそれでいいと思います。しかし私としては、軽微な問題は、極力自分で解決するべきだと考えています。

    -- 具体的には?

    何でもかんでも業者に頼っていると、自分で直せるような簡単なトラブルでもSEさんを呼ばなくてはならなくなり、結果として時間とお金の無駄につながります。例えば、「インターネットが使えない!! 何とかしてくれ!!」というのであわてて保守契約している業者を呼んでみたら、ハブの電源が抜けていただけ・・・といった、笑えない話もよくあると聞きます。実際に私が呼ばれたトラブルでも同様のケースがありました。やっぱり、このようなことでは良くないと思うのです。トラブルだけではなく、簡単な事は極力自力で処理したいと考えます。LANケーブルも「買うよりも断然安い!!」ということでA社の技術者に習って自作していますし、OSのパッチ管理やプロキシの追加設定など、とにかくできることは自分でやらねばと考えています。それに、「業者になめられてはいけないぞ!!」とも思いました。

    -- と言いますと?

    こちらに基礎的な知識がないと、営業に来られた業者さんに言われるがまま口説かれるがままになってしまいます。その結果、余計な製品を購入してしまいがちです。結局、効果が上がっているのかいないのかよくわからないというような事にもなりかねません。このようなことを言うと語弊があるかもしれませんが、本当に業務上必要であるか否かの判断は、こちらがきちんと行わなければなりませんよね。もちろん、さまざまなメーカー・ベンダーさんが提供するすばらしい製品は、どれもこれも魅力的です。その中でベストな選択を行うためにも、基礎知識を身につけねばならないと考えます。

    -- A社にとっては手ごわいお客様ですね。

    きっと最初の頃はずいぶん煙たかったでしょうね(笑)。今でも大変だろうと思いますよ。しかし、その後の業務を通じて良いパートナーシップを結べていると考えています。SEさんたちとの人間関係も良好ですしね。ただ、契約に関しては、一線を画するようにしています。何か製品やサービスを購入する際は、どういう意義でそれを導入するのか、なぜその製品を選ぶのかを、いちいち質問するようにしています。そして、納得いくまで議論します。このような形で仕事を進めるためには、やはりある程度は努力や勉強が必要ですね。

    -- どのような努力をなさっているのですか?

    とにかく知識を身につけねばということで、初級シスアドや情報セキュリティアドミニストレータなどの資格を取りました。自分の知識を深めるという目的もありますし、こういう資格を持っていれば、業者の方だって、迂闊な説明はできないなと思うじゃないですか。ネットワーク構築とかセキュリティとかの深い専門分野は技術者、専門家にお任せするしかありませんが、でもそれに丸呑みにされないように、ちゃんと評価ができるように、こちら側もしっかりしなくてはと考えています。いうなれば、「エンドユーザーのプロ」ということでしょうか。

    茨城町がLinuxを採用した、その理由

    -- ところで、茨城町がLinuxを採用した理由は何だったのでしょうか?

    個人的にWindowsがあまり好きじゃないというのがありまして(笑)、聞いた話だと「1週間に1回は再起動しなきゃイカン」ということでしたし、自分の体感としてもそういう感じなのですね。そのため価格と安定性で勝るLinuxにしました。

    -- しかしLinuxですと、Windowsに比べて敷居が高くありませんでしたか?

    その辺はA社の技術者にも相談したのですが、平成14年度に導入した庁内LAN用のLinuxサーバーは、個々の業務(プロキシ、Web、メール)に特化した形で構築しましたので、一度設定してしまえばほとんどいじらなくて良かったのです。セキュリティなどの面については月に一度の定期点検で確認してくれることになっていましたしね。基本的な操作については「桃井さん、ちょっとしたコマンドさえ覚えれば、それほど怖くないですよ」というアドバイスもいただきました。

    -- 平成14年から、2年半の間Linuxを使っていることになります。感想はいかがですか?

    構築時に少しトラブルがありましたが、それを直してからはまったく順調です。定期点検の時を除いて、2年半の間、24時間電源入れっぱなし、稼動させっぱなしですが、ハードもソフトも特に問題は生じていません。Linuxにして良かったなと思っています。この経験がありましたので、LGWAN構築の際にもLinuxベースのシステムを第一候補にしたのです。その結果として、HDE Controllerのような便利なツールを知ることになるのですが・・・「もう少し早く知っていればなぁ」という気持ちもありますね(笑)。

    -- 2年半ノンストップというのは確かにいいですね。

    HDE製品のインターフェースへの評価

    HDE Controllerのインターフェース -- HDE Controllerのインターフェースへの評価について、詳しくお伺いしたく思うのですが。

    実は私、家ではMacを使っています。LGWANサーバーはLinuxですが、HDE Controllerのインターフェースのおかげで操作性が統一されているし、階層も深くないし、Mac使いの私にとっても抵抗ない感じがします。何と言いましょうか、インターフェースでは昔から定評のあるMacに、HDEも一脈、通じるものがあるように思います。

    -- HDE Controllerのインターフェースを設計した技術者もMacユーザーなのです。

    えっ、そうなのですか!! どおりで抵抗がないわけですね。

    HDE Controllerはもっと普及した方が良いと思う、その理由

    -- HDEの今後について、ご要望などありますでしょうか?

    HDE Controllerのような製品は、もっと自治体に普及して良いと思います。インターフェースに並んでいることをひととおりマスターしたら、それでLinuxサーバーの管理はだいたいできると言って良いと思うのです。Linuxというと、真っ黒な画面にコマンドラインを直接タイプするような敷居の高いイメージがありますが、そういうところをわかりやすくフォローする意味でもHDE Controllerのような便利なツールが出ているわけです。ですから、それぐらいは当たり前に使えるようになって、ある程度の管理は保守業者に頼らずに、自分でできるようになる!! ・・・そういう状況を実現していくべきだと思います。LGWANに限ったことではありませんが、特にセキュリティに関する分野は、気を抜くとほころびやすい部分です。また下手をすると、「加害者の側」になりかねないという危険とも隣り合わせです。そういうことにならないように、A社のような専門会社の協力もいただくのですが、自分でも踏ん張らないといけませんね。歩みはのろいですが、これからも努力していきたいと考えております。HDEの皆様も、今後もわかりやすくて高機能の製品を作っていただき、ご支援いただけますようお願いいたします。

    -- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

    茨城町のWebサイト


    ※ここに記した使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。


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