HDE Mail Filter Archive Edition
| 情報取り扱い規定の大幅な改定とともにHDE Mail Filterを導入 |
-- まず、御社についてお伺いさせてください。
ハウス食品は大正2年に薬種化学原料店として創業し、その後カレーやシチューなどの食品製造加工ならびに販売を行っています。最近では、「ウコンの力」や「北海道ホワイトカレー」などが好評いただいています。
-- ハウス食品では現在、HDE Mail Filterをどういった形で使っていますか?
従業員が送受信する外部向けEメールを、添付文書を含め全て保存する形で使っています。これらのメールは1年間HDE Mail Filter内で保管し、1年を過ぎたものはテープにバックアップするといった形で運用しています。当社の従業員数は2,000名以上いますが、メールアドレスを持っていない従業員もいるので、HDE Mail Filterを利用しているのは1,500ユーザー程度となります。
-- HDE Mail Filterを導入することになった経緯を教えてください。
当社では、昨年施行された個人情報保護法への対応として、社内の情報取り扱い規定の大幅な見直しを全社単位で行いました。もちろん、それまでも規定自体は存在し、随時改定はしておりましたが、規定自体がかなり前に作られたものだったため、インターネットやリモートアクセスなどを細かく規定した項目がありませんでした。
そこで今回の改訂では、インターネットやメールの利用制限、パスワードの管理、外部接続機器やデータの持ち出しなどについて細かく規定しましたが、各個人に任せるだけでは徹底できないため、URLフィルタリングやメールフィルタリングなど、システム的に制限するものを導入することにいたしました。
URLフィルタリングについては、インターネットの接続自体ができないPCや、禁止サイトや警告サイトなど、Webサイトをカテゴリー分けし、制限しています。その上で、業務上必要なWebサイトであれば申請をし、そのPCのみ閲覧を許可するといった運用をしています。
しかし、メールのフィルタリングはキーワードの設定がなかなか難しく、情報漏洩を完全に防ぐという点からもメールのフィルタリングだけでは限界があると感じ、さらに運用の負荷も懸念されたため、それならまずは全てのメールを保存し、万が一何かがあった時に調査できるという体制を作り、また、それを従業員に告知することで牽制し、規約に則っていない利用を抑制できるのではないかと考え、HDE Mail Filterを導入しました。
| HDE Mail Filter採用のポイントは、高度な検索、レポーティング機能 |
-- 選定の際は、何製品くらいを比較したのでしょうか?
3製品ほど比較しました。求めている基本的な機能は「送受信されたメールの保存」といったシンプルなものなので、その点においては各製品それほど差がない状況でした。しかしHDE Mail Filterは、保存されたメールに対しての「設定できる検索条件の細かさ」「結果の見やすさ」「統計資料としての使い勝手」といった、アーカイブ以外の機能について一番優れていました。
選定の際に比較した他の製品は、アーカイブメール検索でドメイン別による抽出ができなかったり、レポーティングに必要な機能が「今後の追加予定」になっていたり、またある製品は、フィルタリングを含めあらゆることができるが、コストが非常に高かったりと、機能と価格のバランスで、当社の要件に一番マッチしているのがHDE Mail Filterだったということになります。
-- レポーティング機能が充実していたとのことですが、主にどんな用途でレポーティングを利用しているのでしょうか?
一定期間におけるメール流量を調べるために使うことが多いです。あとは統計資料としてですね。その際、HDE Mail Filterのドメイン名別集計機能などが役に立っています。
-- HDE Mail Filterを導入後、保存されたメールを検索した具体例というのはありますか?
情報漏洩の危機など、事故やトラブルに起因する調査のため、というのはありませんが、ゲートウェイで対策しているウィルスがメールにまで到達したのかを調査するため、保存されたメールを検索したという事例はあります。それ以外は、現在のところありません。
HDE Mail Filterのような製品は、何かが起きた時は力を発揮すると思いますが、その“何か”が起きてほしくないのが本音です。言い換えれば、HDE Mail Filterに活躍してほしくないのです。
| HDE Mail Filterの評価は“目には見えない抑制力” |
-- HDE Mail Filterを導入して、以前と変わったことはありますか?
HDE Mail Filter導入以前は「メールの利用は業務でのみ使いなさい」といっても、各人の良心に任せざるを得ず、それをチェックする機能はなかったわけです。そのため、導入前のメール流量を詳細に把握していたわけではありませんが、おそらくは2/3から半分程度に減っているのではないでしょうか。それを裏付ける事例として、インターネットについてはURLフィルタリング導入後、明らかに閲覧数が減っています。しかしそれ以上に、規約に則っていない利用への抑制力が働いているという“目には見えない点”を評価したいですね。
-- HDE Mail Filterの操作性はいかがですか?
メールの保存がメインのため、毎日画面を見るといった使い方はしていませんが、操作性に関して問題はないですね。画面に沿ってクリックしていけば必要な操作ができるため、マニュアルを見たこともありません。
-- 今後、セキュリティに関して新たに予定していることはありますか?
今後も個人情報保護法だけでなく、J-SOX法などにも対応できるよう、順次管理規定の見直しを図ってまいります。将来的にはメールフィルタリングの必要性も出てくるかもしれませんが、現状はコストの面などで検討している段階です。
-- 最後に、HDE Mail Filterに今後望む機能などがあればお聞かせください。
“メールの保存”に関しては、「あれもできます。これもできます」ではなく、必要な機能がキッチリある上に安定性が高く、さらに価格も安ければいいと思いますね。
HDE Mail Filterは、障害もなく非常に安定して動作しています。このような保険的な位置づけの製品というのは、安定して動くということが何よりも一番大切なため、そういう意味では信頼性が高い製品と言えますね。
-- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。