ご導入頂いた企業様の一覧

GMOホスティング&セキュリティ株式会社

■ 導入事例

- GMOホスティング&セキュリティ 専用サーバー事業部長 佐藤秀忠様
  マーケティンググループマネージャー 下野昭一様 -
GMOホスティング&セキュリティ 佐藤秀忠様、下野昭一様


今回はGMOホスティング&セキュリティの先進事例をご紹介します。
お話は専用サーバー事業部長の佐藤様と、
マーケティンググループマネージャーの下野様に伺いました。
今回、GMOホスティング&セキュリティが導入した製品
  • HDE Controller ISP Edition

    お客様にとってサーバーの設定がカンタンであることの意味

    -- 今、GMOホスティング&セキュリティ(以下 GMO H&S)では、HDE Controllerをどのようにご利用いただいているのでしょうか?

    我々は、利用している立場というよりは、むしろ、HDE Controllerを販売、サポートする立場にあります。つまり、HDE Controllerを直接に操作、活用しているのは、GMO H&Sではなく、GMO H&Sのお客様ということになります。

    -- GMO H&Sのホスティング事業にとって、HDE Controllerのような、「カンタンサーバー設定ツー ル」は、どのような位置づけにあるのでしょうか?

    弊社の主要なお客様は、中小・中堅企業やSOHO、個人事業主の皆様です。あくまでも一般論ですが、そうしたお客様はサーバー管理リテラシーはあまり高くありません。そのお客様のありようを考えた場合、サーバーの設定がカンタンであることは、これまでずっと重要でしたし、これからもますます重要性を増すでしょう。

    専用サーバーのコモディティ化が進むという予測

    -- まず、未来の事からお伺いしたいと思います。「サーバー設定ツールは、GMO H&Sにとってこれからも重要であり続ける」とのことですが、具体的にはどのような重要性でしょうか?

    大雑把には、以下のようなロジックです。

    1. 今後ブロードバンド化が進むにつれ、サーバーから配信されるコンテンツもさらに大量、大容量になる。中堅・中小企業であっても、多彩なコンテンツを配信したくなる。あるいは、配信する必要に迫られる。
    2. そうなると共用サーバーではおのずと性能の限界が来る。したがって、今、共用サーバーを使っているお客様も、今後、専用サーバーに乗り換える可能性が高い(アナリストの調査においても、ホスティングにおいて、今後5年間で最も伸びるのは専用サーバーであると予測されています)。
    3. 共用サーバーのユーザーは、サーバー管理の専門知識はあまりないのが普通である。
    4. 従って、専門サーバーの供給者であるGMO H&Sとしては、サーバー設定をできるだけカンタンにして、お客様の乗り換えを容易にする必要がある。
    5. ここにおいて、HDE Controllerのようなサーバー管理ツール、つまり「専用サーバーの敷居を低くするツール」をお客様に提供することが重要になる。

    -- 私の今の感覚ですと、専用サーバーは一部大企業のみに許された「贅沢品」というイメージで すが、それがコモディティ化するということでしょうか?

    だいたいそういうイメージです。例えばLANにしたって、10年前は大企業だけが使える贅沢品でしたが、今ではホームユーザーでも家庭内LANを楽しんでおり、普通の人が、オーディオの配線をつなぐかのように、ルーターを接続しています。これと同じ事が、サーバーにも起きるのだろうと予測しています。

    -- なるほど。

    かつては大企業だけが使う、高嶺の花だった機器やサービスが次第に一般化してきて、中小企業や個人も使うようになる。そうして市場全体の裾野が広がっていくという、こうした流れは今に始まったことではありません。そして、GMO H&Sは、この流れに対応し続けることを重要視してまいりました。その結果、専用サーバーの敷居を下げることになり、さまざまな層のお客様に利用いただくことを実現しました。

    1997年 → 1999年:共用サーバーから、専用サーバーへ

    -- 「専用サーバーの敷居を下げることで、さまざまな層の顧客に利用されるようになった」とのこと ですが、その詳細を、詳しく教えていただけますでしょうか?

    では、順番にご説明することにしましょう。GMO H&Sが共用サーバーのホスティングを開始したのが1997年です。さらに、1999年には専用サーバーの提供を開始しました。この時、製品として選んだのが、Cobaltサーバーです。Cobaltサーバーは、ハードウェアとOSと管理ツールをワンセットにしたアプライアンスサーバ製品ですが、これが大ヒットしました。ヒットの要因として、設定ツールが付属していたことは大きいと思います。1999年当時、弊社の主要なお客様である中堅・中小企業に、「専用サーバーを使ってECサイトを作ってみたい」というニーズがありました。一方で「でもコマンドは分からないし、無理かも...」という障壁もあったのですが、この問題点を払拭したのが、Cobaltでした。

    -- 確か、GMO H&Sは日本でCobaltサーバーを一番多く売ったプロバイダーであると聞きました。

    たしかにGMOグループとしての販売実践はNo.1だったと思います。ちなみに、Cobaltサーバーはワールドワイドで見ても日本が一番売れたそうで、ということは、もしかすると当時のGMOグループは世界で一番Cobaltを売っていたのかもしれません。当時は、Cobaltの伸びと共に日本のホスティングサービスの裾野も広がり、そしてGMOグループも成長していくという状況でした。ところが 残念なことに、ある時期に、Cobaltサーバーが生産中止になることがメーカー側から通告されてしまったのです。残念ではありましたが、GMOグループとしてもCobaltの販売を停止しました。

    2005年:Cobaltサーバーから、マネージド・サービスへ。
    そしてカスタムプランへ

    -- その後、GMO H&Sとしては専用サーバーとして何を提供していたのでしょうか?

    この頃は、サーバー管理も運用も、すべてをプロバイダにアウトソースするマネージド・サービスが流行った時期だったこともあり、GMO H&S側でいろいろな製品を選定して、それをひとまとめにしたパッケージ・サービスのような形で提供していました。この時、サーバー設定ツールとしてHDE Controllerを採用しました。その後、何年かすると、すべてをアウトソースするマネージド・サービスに対し、自由度の低さや委託コストの高さに対する反省から、再びユーザー自主運用への揺り戻しが起きました。そうした中でお客様のニーズを探っていくと、「HDE Controllerは使いたいけれど、こんなに高スペックなハードウエアはいらないなあ」という具合に、ハードやOSをある程度、自分で選択したいという希望があることが見えてきました。この市場の変化を受けて、2004年の10月からは、マネージド・サービスは縮小して、好みのハード、OS、管理ツールを選べるカスタムプランに切り替え、そして今に至っています。

    GMO H&SがHDE Controllerを選んだ理由

    HDE Controllerのインターフェース

    -- パッケージ・サービスの時代に、GMO H&Sがお客様に提供する管理ツールとして、HDE Controllerが選ばれた理由は何だったのでしょうか?

    パッケージ・サービスを始めた時点では、フリーウェアのサーバー管理ツールをお客様に無償提供するという選択肢もあったのですが、よく考えた末、やはりHDE Controllerを有償で提供した方がお客様に喜ばれるだろうという結論に達しました。フリーウェアは、無償なのは良いとして、プロバイダーとしてお客様に提供するとなると一長一短で、デメリットもいろいろあります。

    -- どのようなデメリットがあるのでしょうか?

    単純な話、フリーウェアというのは、「無料だから、好きに使ってね。でもバージョンアップもバグも、セキュリティアップデートも責任は持てないし、保証ももちろんないから」というコンセプトのソフトウェアです。一方、HDE Controllerの方は、「メーカーが作成した有償の製品であり、バージョンアップ、バグ修正、セキュリティアップデートも適宜行う」という体制です。さて、GMO H&Sのお客様である、中堅・中小企業にとって、どちらの製品が向いているかといえば、やはりHDEの方であろうという結論に達しました。ちなみに、サーバー管理製品の本質である「インターフェースの使いやすさ」という点でも、HDE Controllerの方が優れていましたしね。

    -- HDE Controllerは、比較対象となったフリーウエアの管理ツールと比べ、どういう点で優れて いたのでしょうか?

    そのフリーウェアというのはアメリカの物でしたが、そのインターフェースは、よく言えば洒落てて格好良いような、だけど、正直言うと、今ひとつ初心者の感性にマッチしないような印象でした。一方、HDEは、日本のユーザーの思考や嗜好を考慮し、また実際のユーザーにヒアリングしながら製品を作っているのでしょう。たとえば、数値入力のエリア一つとっても、横にきめ細かくヘルプがついているような、そういう日本人の琴線に触れるような、使いやすさ、きめ細かさは良いと思います。とにかくHDE Controllerは、最初のボタンを押して、次に何をするべきなのかがほぼ感覚的に理解できます。「インターフェース動線の設計」が優れているのでしょうね。

    -- HDEの優位点として、インターフェース以外で何かありましたでしょうか?

    細かい所では、100ドメインが管理できる機能など良いですね。弊社のお客様の中には、弊社の専用サーバーを小分けにして再販している方もいらっしゃったので、そうした方に好評でした。それ以外の点では、「機能追加のポリシー」かな。フリーウェアの場合、単純に、「機能が増えるのは良いことだ」というポリシーで、どんどん機能が増えていきます。確かに、開発者としては機能が増えた方が楽しいでしょう。でも、その機能のすべてがユーザーに使われるかどうかは疑問です。一方、HDE Controllerは、さすがに商用で売っているだけのことはあり、ユーザーニーズを調査し、本当に役立つ機能だけを厳選して追加している印象があります。

    サポートへの評価

    -- サポート面ではいかがでしょうか?

    サポートは、良いですね。これは日本で開発しているメーカーとつきあっていて助かる点ですね。エスカレーションが必要な複雑なサポートの場合、平たく言うと、HDEの対応が遅いとGMO H&Sの対応も遅くなります。かといって、「HDEが遅いから、我々も遅れています」なんて言い訳はお客様にはできません。ですから、今のHDEのように、エスカレーション・サポートの対応も迅速で的確なのは本当に助かります。これはやはり、HDEの開発部隊が日本にいることが大きいですね。

    -- 冒頭の質問とやや重複するのですが、今後のホスティング・ビジネスと設定のカンタンさの関係はどうなると見込まれるでしょうか?

    最初に述べた意味での重要性の他に、「ホスティングを長期使っているお客様へのメリット」という意味で、やはりサーバー管理ツールは重要になると思います。

    -- どのように重要になるのでしょうか?

    たとえば専用サーバーを2年以上も使っていると、ハードディスクも劣化してきて、場合によってはクラッシュもありえます。そこで、そうならないように、ハードウェアもOSもリニューアルしましょうという提案をGMO H&S側からするわけですが、その時にお客様の要望として出るのが、「ハードは変わってもいいけど、インターフェースは変えたくない」というものです。

    -- なるほど。

    インターフェースを変えるとなると、ユーザーにとっては、「え、また違うサーバー管理ツール入れて、また使い方を勉強し直さないといけないですか?」となります。これは避けたいことです。インターフェースの継続性は、我々が想像する以上に、ユーザーにとっては大事なことなのです。こうした点を考えても、HDE Controllerのような商用インターフェースというのはメリットがあることです。

    -- 具体的にどのようなメリットが?

    HDEのように、ビジネスとしてサーバー管理ツールを提供している企業であれば、どんなハードウェアやOSが出てきても、継続性をもって対応してくれることが期待できます。この継続性は、お客様にサービスを提供する我々GMO H&Sにとっても重要なことです。

    -- 今後のHDE Controllerに期待することなどあればお知らせください。

    HDE Controllerの将来像について言えば、今はサーバー設定・管理ツールですが、今後はもっと総合的なワンストップコントロールパネルへと進化することを期待します。 加えて、HDE Controller上から、スパム対策やWebフィルタリングなどのセキュリティを設定できるような機能が追加されると、我々も販売しやすく、またお客様も使いやすいと思います。また、HDE Controller の一括バージョンアップ機能があると良いと思います。 まずはあらゆる可能性を追求していってください。期待しております。

    -- 承りました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

    GMOホスティング&セキュリティのWebサイト


    ※ここに記した使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。


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